君は実に現実的でそこそここだわりもあるようだね。
自分の目標に向かって真っ直ぐひたむきに努力する人だと言えよう。現実を目の当たりにしている分「思うようには進まない!」なんて苦しむことも多いみたいだ。
そうだね、まるで悲劇のヒロインのようだよ。そんな迷いながらも進む健気な姿に、勇気付けられる人も多いはずだ。
それに君は表裏がなく少し抜けているところもあるようだから、ついつい助けたくなってしまうのだよね。自覚はないのだろうけど、困ったときに助けてもらえることはよくあるはずだよ。
それから、素直なのは君の長所でもあるが「~しなきゃいけない」「~で当たり前」に固執しがちだから少々注意してほしい。
それはさらに君を苦しめる種になる恐れがあるからね。
常識や体裁は置いといて、君自身が何を目的とするのか、少し考えを巡らせてみたらどうだろうか。
君のひたむきさは認めるが、自分以外に理由を求めているうちは何にもならないよ。
落ち込まないでくれ、何も責めているわけではない。「もっと自分のしたいことを大切にしてくれ」と言っているのだよ。被害者になるかどうかは君次第だからね。
ちなみに君と間逆のタイプは右下がりスロープ型「要領はいい?石橋叩いて渡るニート」だ。
現実的な君からしたら少々腹の立つ相手かもしれないが、彼または彼女の要領のよさは、君の心を少し軽くしてくれるかもしれない。まぁ、君が前向きに相手を受け入れられるかどうか次第だがね。
猫舌ひよこ 私は小さい頃から絵を描くのが好きでした。将来は絵を描いて稼ぐ仕事がしたくて頑張っていました。でも、いつからかうつ病になって、長時間集中して何かをすることが難しくなりました。今まで時間を忘れて打ち込めていた絵に対する思いはくすぶり続けました。「仕事に出来なくても、時々でも絵を描くことをしたい、今は昔より何かに取り組める心身ではなくなったけど、あのときの楽しさを忘れたくはない」そういった思いを捨てられず、一般的な働き方を選ばなかったからこそ、私はニートになってしまったのかもしれません。後悔したこともありましたが、かけがえない仲間達と出会えたので、今では思いを捨てずに良かったと思っています。